過去生リーディング ~百済編~

毎回少人数制で繰り広げるChezLienのイチオシイベント『過去生リーディング』が先日開催されました。

 

参加者全員が過去生で集っていたであろう時代を、ドリームプロファイラーのミサが事前に夢で見つけ出し、夢に出てきた登場人物の名前を伝えるところから過去生リーディングは始まります。

 

今回はトンデモない事実が明らかになり、文章に起こしてしまっても良いものか危険な気もしているのですが、あくまで過去生リーディングのイベント内で明らかになった出来事としてご了承いただければと思います。

 

時代背景

今回の舞台は西暦600年の朝鮮半島、百済。

この時代、朝鮮半島は百済・高句麗・新羅の三国で緊張状態が続いていました。

百済にとって脅威であったのが高句麗で、当時の百済王は高句麗からの進行を抑止するために隋の介入を要請。一方で、新羅とは領有争いが続いていました。

621年に隋が滅びて唐が建国した後は、高句麗と和親を結び、2国で新羅を攻めます。

その結果、新羅と唐が結託し、660年に百済が、668年に高句麗が滅亡しました。

このあたりの背景については、歴史の教科書でもお馴染みの西暦663年『白村江の戦』で記憶されている方も多いのではないでしょうか?

 

 

登場人物

そんな情勢の中で、今回過去生として登場した人物は

① 武王(ムワン):30代百済王。

② 善花鳳鄭(ソンファボンジョン):武王の正妻

③ 沙宅芳實(サテクバンシル):武王の後妻

④ 義慈(ウィジャ):ムワンとソンファの息子。最後の31代百済王。

⑤ 翹岐(ギョウギ):ムワンとサテクの息子

⑥ 奉淑(ボンスク):ムワンとサテクの娘

⑦ 采恩(チャエン):ムワンとサテクの娘

でした。

 

武王(ムワン)を名乗る者が複数いた?!

まずは自分の潜在意識に眠る過去生のエネルギーを呼び起こすために、大まかな時代背景を各自調べて共有。

その後、自分が①~⑦のうち、誰の過去生であるかを潜在意識に問いかけていきました。

 

 

結果、これまでに起こったことのない事態が発生しました!

なんと、7人中6人が「自分の過去生はムワンである。」と思っていたのです!!

 

さらにおかしなことに、ムワンと名乗った6名のうち、5名は、

ソンファ、サテク、ウィジャ、ボンスク、チャエンの過去生のエネルギーにも反応を示していました。

 

 

この不思議現象を色んな角度から問いだし、分かった結果が、

【武王(ムワン)は史実よりも早くに逝去していた】

【武王(ムワン)の死を身内が長年隠蔽(なりすまし)していた】

という事実でした!

 

ムワンは歴史上では641年に亡くなっています。

しかし、今回の過去生のエネルギーからは、実際に亡くなったのは616年。

なんと36歳の若さでこの世を去っていました。

 

ムワン亡き後、主に彼の代わりを務めていたのがソンファ。

その事実を隠し、ムワンが健在であるふりをしていたのが、その他のサテク、ウィジャ、ボンスク、チャエンたちであったということまでが分かりました。

(ちなみにギョウギは、この頃百済には住んでおらず、百済のこの状況に巻き込まれることはありませんでした。)

 

 

善花(ソンファ)は子供たちによって命を絶たれた?!

さて、この後2回目のトンデモ事実が発覚しました。

ムワン亡き後、ムワンの役割を負ったソンファが何者かに殺害されました。

しかも、ソンファの過去生のエネルギーが伝えるには、どうやら

【ソンファを殺害したのは、ボンスクとチャエンである】

だと言うのです!!

 

ボンスクとチャエンは、後妻であるサテクの子供。

いつソンファが殺害されたのかは分かりません。

殺害の原因も不明のままですが、

どうやらボンスクとチャエンはソンファを始めから亡き者にしたかったのではなく、

“軽い気持ちでやったことが、ソンファの死を招いたかもしれない”

という所までは、解明することができました。

 

 

ここから、今回の舞台のキーパーソンは、ボンスクとチャエンに絞られました。

 

 

奉淑(ボンスク)と采恩(チャエン)の奇妙な姉妹仲

ボンスクとチャエンに色んな角度から問い掛けると、この両者の性格の違いが浮き彫りになりました。

 

チャエンの過去生をもつ方がチャエンと対話をして分かったことが次の内容でした。

  • お姉ちゃんであるボンスクが大好き!いつまでも一緒にいたい!
  • 自分は大人になるのが嫌で、いつまでも子どものままでいたかった。
  • 自分のしてきたことに悪気はなかった。
  • お姉ちゃんの提案に従い、黒曜石と契約した。

(※現実世界への即応性を高めるために、自力を超えた才能や能力を手に入れる行為のことを、ChezLienでは「黒曜石と契約する」と表現しています。これを過去生が行っていたことにより、現世では能力主義に走る傾向等が現れます。)

 

一方、ボンスクの過去生をもつ方がボンスクと対話をして分かったことが次の内容でした。

  • チャエンが自分に対する依存度を高めるよう、心理的誘導を行っていた。
  • 自分の入れ知恵でチャエンは黒曜石と契約した。また、自身も黒曜石と契約した。
  • ソンファの死は自分が絡んでいるが、罪悪感はない。

ここから、

チャエンは純粋無垢で、悪気ない行動が周りに良くない混乱を招いてしまったこと。

ボンスクは自分が標的とならないよう、したたかにチャエンを通じて周りを混乱させたこと。

が浮彫りになってきました。

 

ムワン亡き後のソンファ殺害などの内部混乱は、どうやらボンスクが黒幕かもしれません・・・!

奉淑(ボンスク)の謎

しかし、なぜボンスクが影で暗躍しようとしたのかは全くの謎です。

「名誉欲があったのか?」

「自身の身に危険が及んでいたのか?」

「何かに対する恐れがあったのか?」

など、考えられる理由をボンスクのエネルギーに聞き出しても、答えは「ノー」の一点張り。

しかも、普通ならば自分にとって都合の悪い事実ですから動揺してもおかしくないと思うのですが、事実を認めつつ、ボンスクのエネルギーは非常に堂々としていました。

 

結局理由は判明しないまま、今回の過去生リーディングはタイムオーバーとなりました。

 

しかし、手掛かりになるかもしれない情報はありました。

【ボンスクはトランスジェンダーだった?!】

というものです。

 

ボンスクのエネルギーに問いかけるにあたり、

  • 見た目は男性であるが、心は女性であった。
  • このことを知っていたのは、妹のチャエンとその他ごく一部であった。
  • ボンスクは兄のギョウギが恋愛対象として好きだったが、兄はチャエンを可愛がっておりそのことを良く思っていなかった。

ということも分かったのです。

 

ボンスクは韓国では女性名であるため、いささか理解しにくい内容ではありますが、

もしかしたら本名は別にあり、素の自分はボンスクだと思い込んでいるのかもしれません。

 

これが何を意味するかは今回の時間だけでは紐解くことができませんでした。

ボンスクについては、web上での検索は出てこないので、一般的に知られている史実から探ることもできません。手掛かりも少なく謎が多すぎます。

 

しかし、百済が滅亡するまでの歴史の中で、ボンスクが何らかの影響を与えていたのは確か。

 

 

謎は一層深まるばかりですが、

過去生の人物は現世の自分に対し、何らかのメッセージをもっていることは間違いないと思います。

 

今回の参加者様全員が、自分の過去生と向き合って過去生の思考パターンや感情を理解することで、現世でより良い人生を選択していけることを願います。

 

 

次回過去生リーディングは

12/17(日) 18:00~です。

 

次はどんな歴史舞台の謎が繰り広げられるのか、楽しみです!

詳細内容・お申込みはこちらまで。

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※ここに記載した内容は、あくまで過去生リーディングのワークショップ内で見出した内容を記載しているだけであり、今世に残されている史実に基づいているものではありません。ですが、過去生はいわばパラレルワールド。あながち間違いでもない歴史が別次元で起きていたかもしれません。そう思うとロマンを感じますよね?

 

※今回はボンスクが何やら良くない人物のように描いていますが、現世の方はとっても穏やかで奥ゆかしい方です^^ 事実に対する印象は視点によって変わるものなので、過去生を知ったからと言って良い悪いで判断したり一喜一憂するものではないことを合わせてご承知おきくださいませ。

 

 

ちなみに、616年は隋の最後の皇帝である煬帝が亡くなった年でもあります。煬帝はムワンの要請で高句麗を責めていました。

実は、今回ムワンの過去生であった方は、以前の過去生リーディングで煬帝であったことも分かりました。同じ過去生のエネルギーが繋がっているので、煬帝はムワンに協力しようとしていたかもしれないと思うと、とても興味深いものを感じます。

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