『T.I.M.E ストーリーズ~西暦1992年 マーシー事件~』:プレイ直後の感想を大公開!(※ネタバレあり)

はじめに

こんにちは、ボードゲーム愛好家の皆さん!今回は、話題の協力型ボードゲーム「T.I.M.E ストーリーズ」のシナリオ「マーシー事件」をプレイしたばかりの参加者たちに、プレイ直後のリアルな感想をお聞きしました。

この記事にはネタバレを多分に含むため、これからこのシナリオを楽しみたいと考えている方はご注意ください。情報が漏れてしまうと、楽しみが半減する可能性があります。

「T.I.M.E ストーリーズ」は、時間と空間を超えた冒険が楽しめるボードゲームで、プレイヤーはエージェントとして過去や未来のさまざまな時代や場所に転送され、歴史を守るためにミッションを遂行します。今回のシナリオ「マーシー事件」では、1992年のアメリカの静かな町で起きた不可解な病と少女マーシーの謎に迫る冒険に焦点を当てます。エージェントたちは少女マーシーの救出というミッションに挑みましたが、次々に訪れる緊迫の場面や謎解きが盛りだくさん!

さらに、「バイオハザード」を思わせるゾンビ要素やスリル満点の展開は、映画ファンにはたまらない内容でした。今回のインタビューでは、参加者のプレイ体験を中心に、彼らの感じた驚きや喜び、苦悩を共有していただきました。それでは、彼らの冒険の記録を覗いてみましょう!

過去のT.I.M.E ストーリーズのレビューはこちら

インタビュー: プレイヤーたちのリアルな声

ゲーム全体の印象とストーリーの深み

インタビュアー:
まず、全体的なゲームの印象や今回のプレイ中の展開について教えてください。

参加者:
「今回は「療養所にて(以下、「前回」といいます。)と比べてダイス運が良く、予定通りに進められたので、テンポがすごく良かったですね。前回は同じ場所で同じ敵と何度も戦って、数ターンそこに留まる場面が多かったですから。」

参加者:
「ゲーム自体も面白かったですが、特にストーリーの深さに感動しました。最初にボブが言った『彼女には助けを求める理由がある』という説明が、最後まで体験してようやく納得できました。なぜマーシーが誘拐されたのか、なぜ我々は彼女が誘拐された後に助けなければならないのか、彼女を救うことがどうして大事なのか、これらの疑問に対して、最後にすごく腑に落ちて、本当に良いストーリーだと思いましたね。」

参加者(GM):
「実は今回GMだったので、マーシー事件は2回目ですが、以前プレイした時はマーシーの存在意義についてあまり深く考えずに進めてしまったんです。でも、今回みんなのプレイ中の会話や感想を聞いて初めて『こういうことだったのか!』と気づいて感動しました。彼女を救うことの意味が本当に衝撃的でした。」

インタビュアー:
「途中まではマーシーを助けることのみがミッションに感じられていたものの、最終的にはその救出に大きな意味があったことがわかったと?」

参加者:
「はい、物語の構造がすごくよく練られていて、最初に感じていた『なんで助けるんだろう?』という疑問が、最終的にしっかり解けたんです。彼女を救うことが世界全体の運命に直結していると分かった時は、全員が『なるほど!』と思わず納得していました。」

 

戦闘と「ゾンビ映画」さながらのスリル

インタビュアー:
「マーシー事件」ではバイオハザード風のゾンビ要素もあると聞きましたが、そのあたりはいかがでしたか?

参加者:
「 『バイオハザード』を彷彿とさせる演出がいくつもあって、ゾンビ映画ファンにはたまらい要素満点だったと思います。警察署や研究所のシーンなど、まさにバイオの世界にいるようで、私たちは全員『これ本当にゲーム?』と思わず確認するほど没入していました。」」

参加者:
「特にスリルがすごかったですね。『ここは大丈夫そうだな』と思って進んでいると、急にゾンビが出てくるシーンもあって、まるで映画の中の登場人物になったような気分でした。」

参加者:
「終盤の展開もすごく印象的でしたね。ゾンビたちが迫りくる中、全員でなんとか脱出に向けて戦うという展開がまさにゾンビ映画のクライマックスでした。最後にヘリで脱出するシーンなんて、『これ、まさにバイオのラストシーンじゃん!』と大興奮!」

インタビュアー:
まさに映画のようなスリルが味わえたわけですね。キャラクターが次々と倒れていく場面もあったと聞きましたが、その緊張感はどうでしたか?

参加者:
「そうですね。特に今回は『このキャラクターたちを守りたい』と思えるような人間味のあるキャラが多かったので、一人でも倒れるとかなり焦りました。前回「療養所にて」のシナリオでは薬物中毒者などのキャラが多かったので、思い入れが弱く軽い気持ちで進められましたが、今回の「マーシー事件」では『本当にこの人たちを生き残らせたい』という気持ちが強くなりました。」

参加者:
「まさにゾンビ映画の緊張感そのものでしたね。味方が次々に倒れていく時のスリルがすごくて、生き延びることへの執着のみならず、守りたいキャラクターがいるからこその緊張感が一層増しました。」

 

ダイス運とチームワーク

インタビュアー:
前回「療養所にて」ではダイス運がとても悪いとみなさん嘆いていましたが、今回はどうでしたか?

参加者:
「今回は前回に比べて全体的にダイス運が良かったですね。前回は何度も不発が続いて、思ったように敵を倒せずに苦戦したんですが、今回はスムーズに進められました。ダイス運のおかげで、特に戦闘のテンポが良かったです。」

参加者:
「そうですね、全体としては運が良かったので、あまり長引かずに次のステップに進むことができました。そのおかげで物語も予定通りに進んで、無駄なターンを費やすことなく集中できたんです。」

参加者:
「ただ、途中で射撃チームがガトリングを撃ったのに不発が続く場面もあり、思わず焦りました(笑)。ですが、今回は全員で応援しながら『次こそは行ける!』と声を掛け合って励まし合ったので、失敗しても笑って次に切り替えられましたね。」

インタビュアー:
「前回の不運なダイスの記憶がある分、今回は良い結果が出たことで、チームワークがより発揮できたということでしょうか?」

参加者:
「その通りです。ダイス運が良いとみんなの士気も上がりますし、特に今回は科学者キャラクターから重要なヒントを無事に見つけられたおかげで、トークンが開き、テンポよく進めました。戦闘での失敗も支え合いながら乗り越えていけたので、やはりチームワークが大事だと改めて感じましたね。」

 

好奇心旺盛な感覚派と冷静な理論派

インタビュアー:
T.I.M.E ストーリーズではプレイヤーそれぞれの個性や行動がストーリーに影響しますが、今回はどのようなプレイスタイルが見られましたか?

参加者:
「今回は『好奇心旺盛な感覚派』である女性陣と『冷静な理論派』である男性陣のバランス良く混ざって、ゲームの進行がうまく噛み合っていた気がしますね。感覚派のメンバーが『ここで脅したらどうなるだろう?』とか『一旦ここを探索してみよう!』と、直感で行動する場面が多かったんです。すると、冷静な理論派が『ちょっと待って、それはリスクが高いから、まず確認してからにしよう』と制してくれたりして」

参加者:
「このおかげで、ゲームの進行がかなりスムーズになりましたね。例えば、好奇心旺盛なメンバーが『ここにいる囚人を脅してみようか?』と言い出した時に、理論派のメンバーがすぐに冷静にリスクとリターンを計算して、どちらの選択が最善かを考えてくれました。」

参加者:
「確かに(笑)。私はつい『こうしたら面白そう!』と思って突っ走りがちだったんですが、冷静なメンバーがいたおかげで、何度も危ない状況を回避できました。感覚派の行動がストーリーを面白くしてくれた一方で、理論派が的確に判断を補完してくれたので、進行役が二手に分かれていたのは良かったです。」

インタビュアー:
好奇心と冷静さの両立が、ストーリーを面白くしていたわけですね。皆さんの性格が見えるところも、協力ゲームの醍醐味ですね。

ゲーム中のユーモア

インタビュアー:
ゲームの中で特に印象に残るユーモアや、笑いが生まれた場面はありましたか?

参加者:
「たくさんありましたね(笑)。特に、ある囚人キャラクターに対して、『もう、くたばれ!』って本気で思った瞬間もありました。」

参加者:
「助けてあげたのにね(笑)。あの時は全員で『あの時の恩を忘れたな!』と本気で悔しがりましたね。思わず『ヘッドショットを決めてやりたい!』なんて、全員で笑いながら真剣に作戦を練ってました。」

参加者:
「それに、NPCを仲間にした時も『やった、舎弟ができた!』とか冗談を言い合っていました。でもそのNPCが意外に重要なヒントを持っていると分かると、すぐに『やっぱり舎弟も大事にしないとダメだな』なんてみんなで反省しながら進めたりして(笑)。」

参加者:
「そういえば、あるキャラクターは探索ができなくて、探索になる度に『応援するね!』って言ってたのが可愛かったですね。」

参加者:
「意外と可愛いキャラでしたね。さながらインド映画のように踊って応援していたと思います(笑)。」

インタビュアー:
「そういうユーモアが、緊迫感の中での良い息抜きになっていたわけですね。プレイヤー同士の交流が、ゲームをより楽しくする要素になっていますね。」

 

初プレイヤーの感想と協力型ゲームの醍醐味

インタビュアー:
今回初めて「T.I.M.E ストーリーズ」を体験した方もいらっしゃいましたが、どんな感想をお持ちですか?

参加者:
「普段はマーダーミステリーをやることが多いので、全員が協力するタイプのゲームは新鮮でした。全員が同じ目的を持って進めるので自然と一体感が生まれ、協力プレイの楽しさを強く感じましたね。」

参加者:
「演技が不要なので、ミッションに集中できるのが良かったです。みんなで協力して進んでいく感覚が新鮮で、協力型ゲームの醍醐味を存分に味わいました。」

インタビュアー:
「協力型ゲームだからこそ生まれる一体感を感じたわけですね。初めての感想が聞けて嬉しいです。」

 

プレイを通じての学びと反省

インタビュアー:
今回のプレイを通じて学んだことや発見したことがあれば教えてください。

参加者:
「チームでの情報共有がとても重要だと感じました。例えば、特定の番号が謎解きのヒントになる場面があって、過去のメモがすぐに確認できたことで無駄なターンを省けたんです。」

参加者:
「自分では小さなことと思っていても、後から他の人にとって重要な手がかりになることもありますからね。今回は全員でメモを取るようにして、それが成功の鍵になった気がします。」

参加者:
「また、チーム全員が目的を見失わないように、どんなに気になることがあっても『マーシーを救うことが目的だ』という意識を持って進めました。前回のプレイでの反省を活かして、集中力を切らさずに進めたのが今回の成功に繋がったと思います。」

 

次回の挑戦に向けての意気込み

インタビュアー:
次のシナリオに挑む際の意気込みを聞かせてください。

参加者:
「今回の反省点も踏まえて、次回はさらに計画的に、情報をしっかり共有しながら進めていきたいです。今回の経験を活かして、協力プレイの面白さをさらに引き出したいと思います。」

参加者:
「今回の学びを次回にも活かしていきたいです。さらに強力なチームワークで挑戦し、全力でミッションをクリアしたいですね!」

インタビュアー:
「皆さんの意気込みが伝わってきました。次回のプレイが楽しみですね!」

おわりに: あなたも時間旅行者になろう!

今回の「マーシー事件」は、仲間との協力、ゾンビ映画さながらのスリル、そしてプレイヤー同士の一体感が感じられる非常にスリリングな冒険となりました。各プレイヤーの個性が活き、まるで映画やゲームの中にいるかのような体験ができました。『T.I.M.E ストーリーズ』は単なる協力型ボードゲームではなく、物語を仲間と共に作り上げていくユニークな体験を提供してくれる作品です。

ぜひ、まだ体験したことのない方も「T.I.M.E ストーリーズ」で時空を超えた冒険に挑戦してみてください!

あなたの冒険がここから始まる:次回の『T.I.M.E ストーリーズ』イベントへの招待

『T.I.M.E ストーリーズ』の「マーシー事件」は、スリリングなゾンビの襲撃や緊迫した戦闘、まるで映画の中にいるかのような没入感が魅力のゲームです。プレイヤーたちの体験談からもわかるように、情報の共有やチームワーク、計画性が試される場面がたくさんあり、意外なアイテムやユーモア溢れる出来事がこのゲームの魅力をさらに引き立てています。

次のシナリオ「龍の予言」も、スリリングでエキサイティングな冒険が待ち構えています。この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひ次の冒険に参加し、私たちと一緒に時空を超える旅を体験してみませんか?私たちは、このユニークな冒険を月に1回皆様にお届けしており、ストーリーの流れに沿って、順番にシナリオを進めています。途中参加でも問題なく、新しいエージェントの加入をいつでも歓迎しています。

さらに、4人以上のグループであれば、特別にご希望のシリーズを開催することも可能です。友人や家族、同僚と一緒に、あなただけの特別な『T.I.M.E ストーリーズ』体験を作り上げることができます。ご希望の方は、お気軽にご相談ください。私たちは、皆様の冒険が最高の思い出になるよう、全力でサポートいたします。

時空を超えた旅に出る準備はできましたか?あなたの選択が新たな物語を紡ぎ出すこのゲームで、未知の世界を探索し、記憶に残る体験を一緒に楽しみましょう。さあ、時間旅行者としての新たな一歩を踏み出す準備を整え、次の冒険でお会いできるのを楽しみにしています!参加申し込みはこちらから!

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