一流の写真家達から審美眼を鍛える 『トップフォトグラファー~Episode1(前編)~』

「優れた写真とは何か?」とふと疑問に思っていて偶然見つけた「TOP PHOTOGRAPHER(トップフォトグラファー)」という番組。
写真について何の知識もないド素人おぐが、この番組から審美眼と英語力を鍛えようとチャレンジした感想記を投稿します。

前回の感想はこちら⇓
一流の写真家達から審美眼を鍛える 『トップフォトグラファー~Episode0~』

今回は第1話(前編)の感想です。
今回はYouTubeの2:50~11:47までの動画の流れや感想・和訳を書きます!

MISSION:アスリートのアクション写真を撮影せよ!

5人が一堂に会した翌日。
早速ファーストコンペティションが開始されました。
最初のテーマはスタジオを使ったアスリートのアクション撮影です。

モデルはフェンシングのアメリカ代表Miles Chamley-Watson(マイルス・チェムリーワトソン)。

フェンシングはよく知らない世界だったのですが、これを機にマイルスのことを調べると、とんでもない大物アスリートでした💦
番組の本筋とはそれますが、彼のインタビュー動画が素晴らしく、教訓も感じることができたので、シェアします。

審査員はDAVID BERGMAN(デヴィッド・バーグマン)

今回のアクション写真はDAVID BERGMAN(デヴィッド)がメインジャッジをすることになりました。
デヴィッドは音楽業界やスポーツ業界に精通したフォトグラファーで、彼の作品は
https://www.davidbergman.net/
から見ることができます。
拝見させていただいたところ、どれも躍動感が半端なく、圧巻の作品ばかりでした。

特にスポーツ写真は人間の出すエネルギーをすべて凝縮して一枚におさめきったかのような力強さ大胆さ、そして優美さがあります。
芸術写真とも捉えられるし、人間が生み出せる可能性の限界に挑む姿を捉えた人生の象徴写真とも言えるでしょう。実に見事です。

撮影条件

今回の撮影条件は以下のとおり。

  • アクション写真であること
  • 撮影時間は30分間
  • 使用するカメラは
    CANON EOS 1DX MARKⅡ(14fps/20.2megapixcel sensor/ISO50-4096000)
    CANON EOS 5D MARK Ⅳ(7fps/30.4megapixcel sensor/ISO50-102300)
    のいずれか。
  • ライティング機材は自由に選択してよい。
  • 加工は一切しないこと。
  • ナイジェルの優秀なアシスタントがサポートにつく。彼にどんな協力をしてもらいたいかは自由に決めて良い

撮影テーマから推測される評価の観点

個人的な予想ですが、以下の観点があるように感じました。

  • モデルの良さを上手く引き出した作品であるか?
  • フェンシングの価値を上手く引き出した作品であるか?
  • アクションシーン、すなわち躍動感が上手く伝えられる作品であるか?
  • モデルやアシスタントとのコミュニケーションは上手くとれるか?
  • スタジオ撮影を生かせられるか?
  • 加工無しのため、カメラの機能を十分に扱えるか?

いざ、撮影開始!

撮影の順番はくじ引きで行われ、始めにアンドリューが挑戦しました。

アンドリューはスタジオ撮影が未経験だったようで、しかもトップバッターで考える時間もなく、かなりupset(動揺する)していました。
ちょっと不利すぎる状況のように感じましたが、運も実力と言いますからね・・・。
結果、アシスタントも上手く活用できておらず、モデルのマイルスとのコミュニケーションもままならないまま撮影している印象を受けました。

二番手はクリス。
モデルとコミュニケーションを撮ってから撮影開始。
彼の場合は自分の中でのイメージを固めてからそれに近づけるように写真を撮るタイプなのでしょうか。
モデルのポージングの依頼内容からも彼のこだわりを感じました。

次はスコット。
始終にこやかに、マイルスに動きを細かく指示しながら撮影していて楽しそうでした。

4番目はロキシー。
写真を撮る際にNGな恰好やポーズがないかのコミュニケーションを取ってから撮影に臨んでいました。

終了15秒前に撮影を終了させようとした彼女に伝えたナイジェルの言葉がプロの写真家っぽさを感じました。

The picture always happens with a very last frame!
最高の写真は、いつも最後のフレームに来ますよ!

最後はジャマイヤ。
順番を待つ間にじっくり考える猶予があったことでしょう。
背の高いマイルスと剣先の長いフェンシングをどうフィルムにおさめたらよいかを意識しているようでした。

撮影終了!

30分の撮影時間はあっという間に過ぎました。

でも、審査員であるデヴィッド曰く、

Sometimes when I have to photograph an athlete, I gotta 30 minutes. Sometimes I’ve gets 30 seconds.
時には30分や30秒でアスリートを撮らなければならないんだ、とのこと。
※ここ、完全には聞き取れませんでした。トップ動画の5:20~5:29にセリフがありますので、聞き取れる方教えてください💦

限られた時間で最高の1枚を写すのがプロ。
そんなメッセージを感じました。

さあ、どんな作品が出来上がったか?結果は次回にまわしたいと思います。

Episode1前半の感想

映像やBGMについて緊迫感やワクワク感の演出が上手く、始終引き込まれました。編集がとても素晴らしいですね。
撮影テーマを「アクション」にしたのも秀逸です。
加工無しという条件は、写真家の真の腕を確かめるという点で、一番初めのテーマにふさわしいと思いました。

今回一番惹き込まれたのは、審査員デヴィッドの写真ですね。
トップ動画の3分43秒のダンクシュートと3分49秒のオバマ元大統領の写真は惚れ惚れしました。
この方の写真を見続けるだけでも、審美眼が鍛えられそうです。笑

和訳チャレンジしてみて・・・

いやぁ・・・「めちゃくちゃ難しい」を飛び越えて、「無理っっ!」って思いました。笑
英語の文字起こしはYoutubeの自動翻訳を使っているのですが、ところどころ正確ではないので英語変換もままならない・・・
上達する気配を全く感じないのですが、この番組が面白過ぎるので、引き続きチャレンジしたいと思っています!

 

ご愛読ありがとうございます!
次回をお楽しみに★

 

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