恋んトスseason3感想~11話目(最終話・後編)~

今日もブログにお越しいただきありがとうございます。
小さい頃は「あいのり」などのバラエティ番組を人間分析の教科書としてきた男、PIERREが「恋んトスseason3」の感想をゆる~く綴ります。気まぐれで心理分析も挟みます。

ついについに恋んトスシーズン3も最終回となってしまいました。。。
先週はヒロくんみなみちゃんがめでたくゴールインしましたね!
さて、残るはシーズン3当初から色々と矢印を向けられていた安奈の恋の行方。
どんな結末が待ち構えているのでしょう・・・?

 

前回の最終話感想前編ではいっしーが安奈に告白したところで一幕とさせていただきました。

(前編はこちら:恋んトスseason3感想~11話目(最終話・後編)~

いっしーの告白はシンプルで、まさに彼らしい“直球”を投げていて良い伝え方だったと思います。
そんな真っ直ぐな想いを聞き、「だから、(オレと)一緒に帰ろう。」と言われた安奈は・・・

伏し目がちで少し辛そうな顔をしていました。

「いっしーはみんなといる時は結構無邪気だけど
意外と考えてたりとか、真面目だったりとかする一面も素敵だなと思って
私も最初から喋りたいなって思ってた。
ネックレスとかもらったとき嬉しかった。」

ここまで言って、彼女は泣きだしました。

「嬉しかったのに、あのネックレス北海道で選んでくれて。
(でも)それ・・・見たら
北海道の事すごく思い出して、
そしたら巧の事も思い出しちゃって
そういう私の中途半端な気持ちで
いっしーの気持ちに応えるのは本当に失礼だなと思って
・・・(だから)一緒には帰れない」

 

結果はいっしーの想いを断わることに・・・

あれだけ安奈を好きだったいっしーは、さぞ辛い想いをしているのではないかと心中察したのですが、
このときの彼の表情に、電流が走ったかのような衝撃を受けました。

安奈が申し訳なさそうに告白を断わった時、
具体的に言うと、巧の名前を出した時。
一瞬、いっしーの目に涙が浮かぶのですが、
終始視線を逸らすことなく安奈を見据え、ためらいなく口角を上げたのです!

普通であれば、断られた瞬間に「ダメだったかぁ~」と残念に思う気持ちが表情に現れてもおかしくありません。
例えば、一瞬目をつむったり視線をそらしたり肩をすくめたり溜息を吐いたり・・・少なくとも、3,4秒はこういった間が発生してしまうものでしょう。
しかし、全く落ち込む表情を見せず、安奈の言葉を一瞬で受け入れたかのような菩薩の微笑みを彼はやってみせたのです。

これはよっぽど器の大きい人でないとできない所作だと思います。
この若さで、なんでこんなことができるのでしょう?

あえて推測するならば、安奈が部屋に入ってきた瞬間に、自分がフられるという不穏を察知していた可能性はあります。
なぜなら、いっしーと安奈が対面し、お互い椅子に座った時、ほんの一瞬ですが、彼は安奈の首元に目線を向けていたからです。

今回の時間が告白であるのは安奈も分かっていたはず。
もしいっしーの告白をOKするつもりならば、
安奈のような気配りのできる女性はペンダントをしてくるはず。
ニコラスが告白したときは、別のペンダントを付けていました。
しかし、いっしーの待つ部屋に向かった時には全くペンダントを付けていなかった。
たまたま服の下に隠れてしまったのか、もしくは意図的に外したのか・・・。
いずれにせよ、安奈の首元を見て、自分にOKしてくれる可能性が低いことをいっしーは悟ったのかもしれません。

ですが・・・断られる理由までは、安奈の口から直接聞くまで理解していなかったみたいですね。
「まさか予想はしていなかったです。」
「安奈の心の中に巧がいたことに対して、ちょっと考えていなかったです。」
と後にいっしーは語っています。

しかしいやはや。贔屓目でもなんでもなく、いっしーはかなりの大物ですよ。
告白してフられてひとりになって。この時初めて涙を流すのですが、この様子からは相当なショックであったはず。
なのに、安奈の前では微笑みを貫き通す。
元々達観した青年であったのか、恋愛ツアーを通じて彼自身が成長したのか定かではありませんが、ただ一言こう言わざるを得ない。

「天晴れ」

いっしーに背中を見せ、部屋を去った出た安奈。
彼女の視線の先には、あゆかと圭太の元へ帰るために用意された車。
その車に真っ直ぐ向かうも、ためらいを抑えきれず車の前で立ち止まり、スタッフの方を振り向きました。

「あの・・・巧に会う事ってできますか?気持ちをちゃんと伝えたいです。」
「後半の旅になってから、(巧が)いないことの大きさに気づいて・・・」

何?!本来ならば、コイントスで退場したメンバーを引き合わせるのは、番組のルール上ご法度のはず。
はっきりいって、異常事態ですよこれは!

これに対し、なんとスタッフは条件付きで快諾しました。
その条件とは、“コイントスをして表だったら巧に会いに行く”ということ。

「はい・・・やります。」
安奈は決意しました。

緊張の面持ちでコインを高く上げる安奈。
右手でコインをふさぎ、一息ついてゆっくり手を開くと、
そこに見える丸い色は・・・ゴールド。

 

表が出ました。

 

「良かった」と安堵し泣き出す安奈。
車の行先を巧の住む富山へ変更し、軽井沢駅へと向かいました。

軽井沢駅から電車に揺られること約1時間半。
富山駅に到着し巧を待つ安奈。
その右耳には、以前巧にもらったピアスが光っていました。

しばらくして巧が姿を見せました。
巧を見た瞬間の安奈は、子どものような無邪気な笑顔で、心からの嬉しさが伝わってきましたね。
「久しぶり」と互いに軽く挨拶をし、一息ついたところで安奈が話を切り出しました。

「前半の時にバイバイしたときにもう切替えよって思ったし、
(次の恋)頑張ろうって思っていたけど、本当はもっと(巧と)一緒に旅したかったなぁって・・・
だからこれからも連絡取り合って。遠いけど東京と富山で。
東京に来たときに合ってデートとかできたら嬉しいなと思って・・・。」
安奈の想いの詰まった告白。
それに対して巧は・・・?

「安奈はすごく優しくて、思いやりがあった。
可愛くてきれいだし、すごいいい人やなって思ってた。
おれももっと安奈のことこれから知りたいなって思うんで、よろしくお願いします。」

ここで、巧が何かを取り出し安奈に見せました。
そう。一度は離れ離れになってしまった雪の結晶。

「これ、また(安奈の耳に)つけさせてもらっていい?」

一生の別れであったはずのピアスがそろいました。

「会いに来てくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。」

 

まさかこんな結末になるとは!!
安奈&巧、おめでとうございます!!
あまりの急展開っぷりに「マジかっ」と動揺する気持ちが静まらない状況でしたが、抱き合う二人に精一杯の祝福を送ります!

以前神社で「運命の人を教えてください」と願った安奈。
この願いをしたからこそ、巧との再会を果たすことができたのではと思います。

いつまでもお幸せに。。。

これで今シーズンの恋んトスは終了です。
めでたく結ばれたのはヒロくん・みなみちゃんペアと巧・安奈ペア。
残念な結果にはなりましたが、
好きな人の想いを受けとめ、幸せを願った心優しいニコラスといっしー。
今シーズンは本当に参加者全員が素晴らしいメンバーでした!・・・

 

あれ・・・?これで終わり・・・??

 

 

(未公開シーン)
時遡って、いっしーが安奈に告白している間のこと。
アットホームなパン屋さんでくつろぐ二人。

「ニコラス・・・もう会えないのかぁ。」
「安奈が戻ってきたら(うちら)三人。
・・・か、(安奈といっしーが結ばれたら)二人になるか。」
「この映像、一瞬使われるかぐらいだよね」

そう話す彼女の前でマドラーを落とす彼。

「こういうところ天然だよね」と笑う彼女。

楽しそうに笑う二人。

しかし、安奈が富山に向かっていることを知らされないまま、
一瞬も地上波で放送されることなく、パン屋さんを最後にあゆかと圭太の恋愛ツアーは幕を閉じたのでした。。。

もう1話延長してくれてもいいから、もっとあゆかと圭太を見ていたかったT_T

 

それにしても、笑いあり驚きあり涙ありの素晴らしいドラマを見せて頂きました!
キャストのみなさん、スタッフのみなさん、お疲れ様でした。
楽しい時間をありがとうございます!

あまりにも今シーズンの出来が良かったので、
近いうちに九星気学の観点からそれぞれのメンバーの相性を見たり、シーズン3の総評なんかもしていきたいなぁと思っています。

その際はまたお付き合いいただけると幸いです。

今後もコイントスがもたらす恋愛ドラマをもっと見ていきたいですね。
新シーズンも楽しみにしています!

この記事を書いた人

PIERRE(ピエール)
ChezLien代表。ライフスタイルコンシェルジュ、骨格マイスター(整体師)、九星気学鑑定士。骨格マイスターとして働くなかで、数多くの著名人を相手に施術を行い、「一流」の考え方や本質を学ぶ。その傍ら、趣味で始めた九星気学では、その実力を買われ某占い専門学校で講師として活動中。個人事業主としての事業展開にも注力し、起業スクールでそのノウハウを学ぶと共に、イベントマネジメント運営や立ち上げ、人事コンサルティング等も携わる。

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